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- オリエナ物語

国内3ヵ所にある花王の研究所のなかでも、植物をはじめとした天然成分の研究は栃木研究所がメイン。「人にも環境にもやさしく、しかも美容や健康に役立つすぐれた成分を開発したい」という観点から、800種類にも及ぶ植物をくわしく分析・評価して、すべてのデータをストック。花王独自の「植物ライブラリ」である研究資料が、化粧品はもちろん、ヘルスケアやサニタリーなどさまざまな製品開発のための貴重なデータベースとなっています。
同じ原料でも、抽出方法によって成分の品質や濃度、香りなどに大きな違いが現れます。よりよい状態で効率的に成分を得るために、抽出方法そのものの研究にも余念がありません。
早くから、肌のうるおい保持のしくみに着目し、その研究に取り組んできた花王が、角質層にある細胞間脂質の約50%を占める「セラミド」の重要性を解明したのは1985年。その後、20年を経て、細胞間脂質のわずか1%にも満たない「スフィンゴシン」という物質がセラミドの状態を整える大きな役割を担っているということを解明しています。
セラミドが角質細胞のすき間を埋めてキレイに整列し、しっかり安定していると、うるおいが保たれて外部の刺激からも肌を守ることができます。最新の研究によって、「スフィンゴシン」という物質が、このセラミドを整列させる働きを持っていることが解明されました。
(イメージ図)
直接肌につけるものだから、成分の安全性や安定性を厳しくチェックするのは製品化への絶対条件。花王栃木研究所の安全性評価センターでは、成分の段階で7項目もの安全性試験を実施しています。どんなに苦労して開発した成分も、この厳しいチェックをクリアして、はじめて製品化への道が開けるのです。







